プレスリリース『社員半数が65歳以上・シルバー活躍企業が考えて作る エコで誰もが使いやすい「ラブ紙管」オリジナル丸筒 家具 誕生 【組立て・持ち運び・廃棄が簡単】3月6日(日)販売開始』を配信

2月17日、メディア各社にプレスリリースを配信しました。

社員半数が65歳以上・シルバー活躍企業が考えて作る
エコで誰もが使いやすい「ラブ紙管」オリジナル丸筒 家具 誕生 【組立て・持ち運び・廃棄が簡単】3月6日(日)販売開始

 

 紙でできた丸筒の紙管製造を行う、株式会社三協丸筒(本社:大阪府八尾市、三代目代表取締役:桒村豪優 以下「三協丸筒」)昭和46年9月設立。50年以上にわたり時代のニーズに応え、技術と人、人とモノとの 「いい関係」を創造し続けました。この度、二代目社長の急死により赤字事業を承継し、事業再構築に向け 従業員の高齢化にヒントを得て、シルバー世代も使いやすい商品を生み出しました。主力製品「丸筒紙管」を 使ったオリジナル家具『商品名:ラブ紙管』を自社販売サイト『サイト名:恋する紙管』 にて2022年3月6日(日) より順次販売を開始いたします。

【商品名】ラブ紙管ラック(シルバー色・外側アルミ巻き)

【価 格】税込み 8,800円   【概 要】本体サイズ:W455×D305×H835mm  アクリル板サイズ:W390×D240mm 本体重量:3,100g   

【特徴】「ラブ紙管」は、SDGs達成に貢献
◎古紙再生紙を使用したエコな作りの紙管  SDGs 12.つくる責任つかう責任
◎衛生・ウイルス等を考慮して紙管の外側はアルミ巻き(※水につけておくことで、紙とアルミが剥離し分解することで廃棄が簡単)

◎ゴミの分別がしやすい嵌め込み組み立て式  SDGs 11.住み続けられるまちづくりを

 

 紙管は紙で出来ていて、環境にやさしく昨今の脱プラ、SDGsといったサステナブルな未来に貢献しています。 しかし紙管の多くは梱包資材や容器といった工業資材でしたが、今回は自社開発新技術による『縦割紙管』 (丸筒紙管を縦方向に切込みを入れ、アクリル板などをはめ込む技術)を使ったオリジナル丸筒家具『ラブ紙管』を 販売サイト『恋する紙管』https://loveshikan.com/ で製造・販売を開始しいたします。

【縦割紙管】自社開発技術
丸筒紙管を縦方向に切込みを入れて、アクリル板などを はめ込む技術は、大阪府八尾市の「令和3年度意欲ある 事業者経営・技術支援補助金」新製品技術開発・新分野 への進出する企業として採択されました。

【高齢者に寄り添う創造】
ラブ紙管の紙管の太さサイズは31mmとなっています。 このサイズは、手すりのサイズを目安としています。 直径28~35mm程度が、手すりが握りやすい大きさと 言われています。握ったときに指先が触れる程度の 大きさです。高齢者でも馴染のある安心感と温かみが あるサイズ感にしています。

【開発者の経歴と思い】
令和2年、二代目社長の突然の死去により、右も左もわからない状態で 紙管製造メーカー:三協丸筒三代目社長に就任しました。 某有名ラーメン店で修業した異色の経歴を持ち、常にお客様目線で 「おもてなし」を大切にし、どうしたらお客様が喜んでくれるのか?と 考えてきました。しかし、引き継いだのは畑違いの紙管製造業...。 紙管は梱包材や容器としての利用が多く、常に脇役と言える工業資材でした。 しかし、形、機能、素材などさまざまな視点で捉えると紙管ならではの 「エコ」「軽さ」「強度」「デザイン性」を使ってもっと自由な使い方ができる そして、若き頃より思っていた終わりのある形について そういった事に、着目したのがオリジナル家具『ラブ紙管』の誕生です。 そして、会社を承継してから感じている人手不足による従業員の高齢化。(最高齢:78歳) 昨年度より、安定した雇用を確保するために定年を70歳に引き上げ、年齢にかかわらず意欲と能力に応じて いつまでも働き続けられる職場づくりに努めてきました(ダイバーシティ&インクルージョン)。 その中で、従業員をはじめとするシルバー世代にも使いやすい『ラブ紙管』に着手しました。 『これなら(ラブ紙管)個人のお客様にも喜んでもらえる』サステナブルな豊かな暮らしを続けられるように ライフスタイルに最適な商品をお届けしたい。自社開発技術「縦割紙管」を使い、組立て・持ち運び・廃棄が 簡単と三拍子そろった、デザイン性がある『ラブ紙管』は、快適なお部屋作りにお役に立つ様に誕生しました。 販売サイト『恋する紙管』https://loveshikan.com/ を立ち上げ、自社で製造・販売を開始しいたします。

【社会的貢献】
遠い年月をへて、現在 人類は多岐にわたる社会問題に直面しています。資源保護の為にも、リサイクル化が 必要不可欠となっている。紙管はそんなリサイクル古紙を元に作られる製品の一つなのです。 そして、つい最近まで使用される糊や付属金具のために、産業廃棄物として扱われていました。 紙管そのものも現在では技術の進歩により、古紙再生紙原料としてリサイクル古紙の仲間入りをはたし 原料の安定確保、資源の有効利用森林資源の持続可能な利用、廃棄物減量化といった循環型社会の形成に 大きく貢献している。紙管という製品なのです。

【社会問題に対して】
65歳以上の割合が「人口の21%」を超えた社会を「超高齢社会」とよびます。参考:令和3年度版高齢社会 白書(全体版) それによると、令和2年10月1日時点で、日本の高齢化率28.8%。人口1億2571万人に対して 65歳以上は3619万人、15~64歳が2.1人で65歳以上の1人を支える計算となっていて、今後も進行する状況 です。2036年(令和18年)には65歳以上は33%、2065年(令和47年)には38.4%に割合が上昇する 見込みです。弊社も例外ではなく高齢者問題に直面しています。 若かりし弊社創業者は、昭和30年代後半に訪れたアメリカにて、建築現場で使用されていたコーキング材の 丸筒容器に魅了され、帰国後に試作をはじめ、昭和43年におおよその基礎を作り上げ昭和46年大阪八尾市にて 本格的にコーキング資材容器の製造を開始しました。 会社の成長に伴う従業員の高齢化は、製造業がかかえる熟練工の従業者確保の問題に挑戦しています。 この度の「ラブ紙管」の中に生まれた、より強い社会問題への挑戦。 弊社が貢献できる、シルバー世代が働きやすい業務体制と環境(ダイバーシティ&インクルージョン)。 働きやすい環境を提供し、能力に応じた雇用でシルバー世代が使いやすい商品の開発製造を目指す。 処分しやすい家財は、今後訪れる終活の中でも誰からも愛される願いを込めて「ラブ紙管」と名づけました。 組立て、持ち運び、廃棄が簡単なこの商品を、お役に立つことができるように心を込めて作らせていただきました。多くの方々に手に取っていただき、使っていただきたいと思います。

 

 

 

 ◎プレスリリースに対するお問合せ先

  株式会社三協丸筒 (担当:桒村)

  電話番号:072-949-0340                          

  メール:info138@sankyo-marutsutsu.co.jp