「紙管、枠体、パーティション、及び紙管複合体」の特許を取得
紙でできた丸筒の紙管製造を行う、株式会社三協丸筒(本社:大阪府八尾市、三代目代表取締役:桒村豪優)
「紙管、枠体、パーティション、及び紙管複合体」の特許を取得したことをお知らせします。
◎特許の概要
・特許番号:第7038454号
・特許出願日:2021年10月13日
・特許登録日:2022年3月10日
・発明の名称:紙管、枠体、パーティション、及び紙管複合体
・特許権者:株式会社三協丸筒
◎特許取得内容
もしも、組立体に用いられる紙管自体に板体を差し込むことができれば…
組立体の美観が向上するとともに、板体が安定して支持されるであろう、ということに思い至りました。
業界初の「紙管の縦に溝を切る」加工ができる機器の開発を行い「縦割紙管(たてわりしかん)」を誕生させました。板体を差し込むことのできる紙管を提供することを目的としています。
紙管に板体を差し込むことにより板体を支持する枠体を提供する。本発明のさらに別の態様は、紙管を支柱として用い、この紙管に板体を差し込むことにより支柱の周りの空間を4領域に区分けするパーティションを提供する。別の態様は、紙管に板体を差し込むことのできる紙管複合体を提供します。
「紙管(しかん)」とは、紙で作られた管であり、トイレットペーパーの芯、ガムテープの芯、賞状の収納筒、段ボールパレットなど、「巻く」・「包む」・「支える」という3機能を中心に、多様な用途がみられ紙管は紙製であるため、軽量であり、廃棄後には土に戻すこともでき、環境にも優しいという利点があります。「縦割紙管(たてわりしかん)」を用いたことにより、今後の紙管業界の活性化へとつながり、貢献できると考えています。